10/19(月) 動物実験実習に行ってきました
みなさんこんにちは!
バイオ学科2年のMです

今回は、私たちが滋賀県にあるKAC様の技術研修施設で3日間行った、動物実習についてお話しします


KAC様は実験動物の飼育管理や受託試験をされている企業様で、毎年2年生が実習でお世話になっています




口から薬を投与する「経口投与」と、皮膚から注射する「腹腔内投与」を教えて頂いたのですが、個人的には、薬の投与よりも、投与する際に動物を手で持って固定する「保定」が難しかったですね・・・

噛まれるかも!と思って怯んでしまうと、なかなか上手くいきませんでした
(笑)



マウスの体重を測り、麻酔薬の投与量の計算、そして1日目で練習した「腹腔内投与」で麻酔薬を打ち、解剖を行うというもの。

苦手な「保定」をなんとか乗り切り、薬を投与して解剖へ



動物の体の中の作りや、臓器の様子を見ることができて、改めて興味深いと感じました。

一番驚いたのは、解剖に何種類ものハサミを使い分けていたことですね

皮膚を切るハサミ、骨を切るハサミ、細かい部分を切る細いハサミなど
今まで見たことがなかった物なので、興味津々でしたね(笑)

解剖と同時に、心臓から血を採る「心採血」などの練習もさせていただくことができました





採血は非常にコツを掴むのが難しい作業で、うまくいくまで何度か挑戦させてもらいました(笑)

午後からは、3日目の手術に向けて「皮膚の縫合」の練習をしました。
糸の結び方が裁縫などとは違って独特で、担当の先生に教わりながら覚えるまで何度も何度も練習しました。
そして
日目

再び皮膚の縫合を復習し、手術に挑戦です

メスのラットには、その名の通り卵巣を摘出する「卵巣摘出」、オスのラットには、精巣に繋がる管である精管を切る「精管結紮」を行いました。

この2つの手術は、動物実験においてとても重要なものであるということも、同時に学びました。
実習全体を通して、動物実験を行う意味やその重要さも教えて頂き、難しさも体験することができました


KACの先生方もすごく楽しくフレンドリーで、時間が経つのはあっという間で、初めて挑戦することが多く、盛りだくさんの3日間でした







先生方、たくさん教えて頂いてありがとうございました

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DATE:10/19(月) By バイオ学科2年M
10/13(火) バイカンファレンス開催レポート最終回
お楽しみパーティ編
研究発表会バイオカンファレス開催レポート第5段

前回の就職活動発表で、予定されていた発表はすべて終了。
おいしそうなスイーツとジュースがそろったところで、まずはみんなでかんぱーい

さっきまでの緊張した雰囲気はどこへやら。
今回のカンファレンスには、企業様や高等学校の先生にもご参加いただきました。
就職先の企業のご担当者様ともお話しできる貴重なチャンス



この夏休み期間に2年生の実験動物学の実習でお世話になった株式会社ケー・エー・シー様にもお越しいただきました

さらに、ルネサンス大阪高等学校の先生には、バイオカンファレンスの模様をブログ記事にも書いていただきました〜
発表内容や運営のことなど、第3者の目線から細かく記載頂いて、私たち教職員にもとても参考になる内容です。誠にありがとうございます

今後、さらにいい発表会にできるよう努めます

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さてさて、パーティも後半に入ったところで、ここからは表彰式です

まずは先日行われたeco検定の成績優秀者表彰

今年も全国平均以上の合格率のobm

中でも特に優秀な成績で合格した3名に、学科長から賞状が授与されました



続いては今回のバイオカンファレンスの研究発表の優秀グループ表彰。
この優秀グループは、先生方と参加者のみんなの投票によって選ばれますので、とても栄誉ある賞なんです

優秀賞に選ばれたのは、2年生細胞培養班の「細胞培養実習」

細胞培養をテーマに研究を行った2グループが見事に受賞しました



さらに、特別賞として、就職活動発表を行った2名に理事長賞が贈られました

受賞者のみなさん、おめでとうございます

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今回のカンファレンスには、来年入学予定の方もたくさん参加して頂きました。
入学予定者を代表して、京都府立農芸高校のY君には、ひとこと挨拶もしてもらいました〜

先輩たちの発表や表彰の様子を見て、入学してからの目標も今まで以上に明確になったことと思います。
先輩たちを越えられるように、一緒にがんばりましょう



ジャンケンの強さでも有名な大塚学科長と全員がジャンケン勝負!
次々と撃破される中、見事に生き残って賞品をゲットしました〜



充実の1日の終わりはみんなで記念撮影



次回のカンファレンスに向けて、もっともっといろんな実験をしていきましょう



カンファレンスの「各学年ごとの研究発表」をもう一度見たい!という方はこちらもどうぞ

DATE:10/13(火) By 広報 今村
10/4(日) バイオカンファレンス開催レポート
就職活動報告
研究発表会バイオカンファレス開催レポート第4段

今回は就職活動発表編です

3年生の80%以上がすでに就職内定を獲得しているobmのバイオ学科

バイオカンファレンスでは、代表して2名の学生が自身の就職活動について発表しました



実験や分析、バイオに関わるお仕事を目指す方には、きっと参考になりますよ



一人目は分析のお仕事に内定の決まったI君。
入学した頃は、人前で話すのは大の苦手だったのですが、この2年半で本当に堂々と話せるようになりました

お次は食品メーカーで品質検査のお仕事で内定を頂いたMさん。
就職活動を始めたばかりの頃から、内定を頂く時期に向けて、志望内容や気持ちの変化をわかりやすく発表してくれました

今回カンファレンスで発表した2名以外も、順調に内定者の出ているバイオ学科。
他の学校はもちろん、大学生にも競り勝って内定を勝ち取れる秘訣は、企業様で使用されているのと同レベルの機材の使い方を、少人数制でひとりひとりがしっかり実習で身につけていることと、学校生活の中で「社会人基礎力」を学んでいることなんです





オープンキャンパスではそんな就職の秘訣も詳しくご説明していますので、バイオの分野で就職考えている方は、ぜひ参加してみてくださいね

さてさて、4週に渡ってお届けしたバイオカンファレンスレポートも、いよいよ次回が最終会!
最後はお楽しみのパーティの様子をお伝えしますので、どうぞお楽しみに♪
DATE:10/4(日) By 広報 今村
9/25(金) バイオカンファレンス開催レポート
<3年生テーマ別発表編>
研究発表会バイオカンファレス開催レポート第3段

前回の2年生たちの発表に続くのは、3年生の発表です。
細胞培養を行っていると発生することも多い培養細胞のマイコプラズマ感染。
試薬によって感染細胞からマイコプラズマを取り除き、それが確実に除去できたことをDNA測定で確認しました



「K562のPCR評価とマイコプラズマ除去培養」
「アスコルビン酸」とは、サプリメントや飲料でもおなじみのビタミンCのこと。
食品添加物の酸化防止剤としても広く使われていますが、摂取しすぎると腹痛などの原因になることも。そこで、私たちがよく口にするサプリや飲料にどのくらいの量のアスコルビン酸が含まれているのか測定を行いました



「HPLCを用いた製品に含まれるアスコルビン酸の測定」
20歳を迎えてお酒にちょっぴり興味の出てきたメンバーは、精米具合や製造法によって「純米大吟醸酒」・「大吟醸酒」・「純米吟醸酒」・「吟醸酒」・「純米酒」「普通種」と分類さる日本酒がテーマ

日本酒にはアミノ酸が多く含まれていますが、果たして日本酒の分類名称とアミノ酸の含まれている量に関連性があるのかを調べました



「日本酒に含まれるアミノ酸定量」
食品添加物の安全性に興味を持ったメンバーは、保存料として広く使用されてるソルビン酸の定量を行いました。
「HPLCを用いた食品添加物ソルビン酸の測定」
以上で研究発表はおしまいです

続いては、3年生の就職内定者による就職活動報告!
こちらもお楽しみに♪
(つづく)
DATE:9/25(金) By 広報 今村
9/15(火) バイオカンファレンス開催レポート
<2年生テーマ別発表編>
研究発表会バイオカンファレス開催レポート第2段

前回の元気な1年生たちの発表に続くのは、2年生の発表です。
1年生は学年の代表1チームのみが発表しましたが、2年生からは、興味を持った分野ごとに4つの班に分かれて実験を行い、その成果を発表しました



最初はDNA鑑定班

少し前に本当の親子かどうかを鑑定する親子鑑定がテレビでも話題になっていましたが、そこでも登場したDNA鑑定の実験です。
obmではこのDNA鑑定に用いられる「リアルタイムPCR」という機器を使った実習も行っています。これを使うとなんと、DNAの量が測定できてしまうんです。
今回の発表では、たくさんの種類がある「お米」の品種について、そのDNAを測定しました。
あるDNA分子に別の種類の遺伝子を組み込んで新しい組み合わせのDNA分子を作成するDNA組み換えの技術は、バイオテクノロジーの代名詞とも言える技術です

スーパーで売ってるお野菜やお豆腐なんかでも「遺伝子組み換え食品」の表示を見かけることも多くなりましたし、「青いバラ」を生みだした技術としても有名ですよね



今回の発表では、大腸菌の遺伝子組み換えを行い、「緑色に光るタンパク質」を発現させることに成功しました。
紫外線を当てると光る大腸菌。
こーんなこともできちゃいます

HPLC(高速液体クロマトグラフ)は、ある物質に含まれる成分を成分ごとに分離して、定性、定量分析を行う装置です



分析化学では最も強力なツールの1つで、製薬・食品・化粧品・環境など、ライフサイエンスの様々な分野で使われているため、就職先で即戦力の分析技術者として働く上でも重要なんですよ

今回の発表では、ココアに含まれるカフェインの定量を行いました。
体外で細胞を増やす細胞培養の技術は、ケガや病気にかかった組織や臓器を自分自身の細胞を使って再生する最先端の医療技術として注目されています

近年は自分自身の肌細胞を再生させて培養し、それを気になる部分(しわ・たるみ)に補充することで肌をよみがえらせるなど、美容
の分野でも耳にすることが多くなりました




今回の発表では、細胞培養の基礎となる継代培養の手法解説と、細胞の分化誘導・分析を行いました。
2年生の発表はこれでおしまい。
そしてバイオカンファレンスの午前の部もここで終了となりました。
(つづく)
DATE:9/15(火) By 広報 今村
9/11(金) バイオカンファレンス開催レポート
<1年生グループ発表編>
バイオ関連の企業様や高等学校の先生方にもお越し頂いて、10題の研究発表プラス2名の就職活動発表がありました

今回はトップバッターを務めた1年生グループの発表をご紹介します

研究テーマは「DNS法を用いたアルコール類の還元糖の定量」です。
発表内容は動画でどうぞ〜

入学してからまだ半年間ですが、先生方や先輩を含めてたくさんの方が見つめる中、堂々とした発表をキメてくれました



こうして元気に始まったバイオカンファレンス。
2・3年生の発表も順番にどうぞ〜



全くの基礎からでも実験技術が習得できる!
DATE:9/11(金) By 広報 今村
8/27(木)
obm書道ガール
誕生!
みなさん、こんにちは



今回は、来る9月6日のバイオカンファレンスに向けて、式次第の作成模様をお伝えします

書いてくれているのはバイオ学科の2年生のIさん

真剣な表情で筆を走らせるIさん

見ている私達もちょっぴり緊張

美しい文字がどんどん紙に書かれていきます。

なんとなんと

下書きなしで書いてくれてるんです

すごいです
びっくりです


素晴らしいですー





まるで芸術作品
感動です


すずりと筆がシブいっっっ

そのりりしい姿はまさしく

obmの書道ガール





完成品がこちら〜

ブラボー
圧巻です


全くの基礎からでも実験技術が習得できる!
ライフサイエンスの様々な分野で活躍できるバイオ技術者をめざすバイオ学科☆
バイオ学科のカリキュラム内容など、詳しくはオープンキャンパスで!
DATE:8/27(木) By 広報 上田
8/25(火) やってみよう!遺伝子組み換え実習
こんにちは。バイオ学科講師の長野です

今日は、バイオ学科2年生の遺伝子組み換えの実習をご紹介します

2年生の遺伝子工学実習では、前期に1ヶ月かけて、遺伝子組み換えの技術を身につけ、バクテリアの中に緑色に光る「蛍光タンパク質」の遺伝子を入れる方法を学びました

遺伝子組み換えというと難しそう・・・と思われるかもしれませんが、遺伝子って何?という基礎の基礎から始めて、バクテリアの育て方や、遺伝子の取り扱い方法など、順番に丁寧に学びますので、みんながきちんとできるようになっていきます



遺伝子を入れる実験操作は、皆真剣そのもの!
3日間、培養した後、遺伝子組み換えが成功しているかいよいよ観察



こちらの4つのシャーレのうち、組み換えをしたバクテリアがいるのは一番右側のもの。
培養したバクテリアにUVランプを当てると・・
バクテリアが緑色に光っています
大成功




その後、バクテリアを溶かしてタンパク質を取り出しました。
タンパク質を大きさごとに分ける電気泳動という技術も身につけましたよ〜

最後にお知らせで〜す!
9月のobmオープンキャンパスでは、なんと、この緑色に光るタンパク質の実験が体験できます



obmでの本格的な実験を体験できるチャンス!
是非遊びに来てくださいね。
全くの基礎からでも実験技術が習得できる!
ライフサイエンスの様々な分野で活躍できるバイオ技術者をめざすバイオ学科☆

バイオ学科のカリキュラム内容など、詳しくはオープンキャンパスで!

DATE:8/25(火) By バイオ 長野
8/20(木) 大学生にも負けずに内定!バイオ学科内定者インタビュー!
みなさん、こんにちは!
大学生も多数応募される中をくぐりぬけての内定、本当におめでとう

またまたバイオ学科から内定者のレポートをお送りします

【内定者】Kさん(大阪府立佐野高校 出身)
【内定先】株式会社総合水研究所(http://www.mizuken.com/)
【採用職種】水質、大気、土壌などの様々な分野の分析業務



まずは内定の連絡が来たときの気持ちを教えてください

電話がかかってきた瞬間、「うわあああ!電話きたあああああ!!!」と思わず叫んでしまいました(笑)

すぐに先生に報告して、ハグしてもらったときには思わず泣いてしまいました
」

採用試験ではどんなことを心がけましたか?
選考に向け、学科長の大塚先生や清水先生に面接練習をお願いし、何度も練習させていただいたことで、話したいことや考えがまとまりました。
私自身、嘘がつけない性格なので、練習でできたことを思い浮かべ、難しいことは考えず素直な気持ちで取り組んだことが評価して頂けたのではないかと思います
」

やっぱり何度も練習することって大事ですね

では、この業界・職種をめざしたきっかけはどんなことでしたか?
「小さい頃から理科が大好き
で、漠然と将来は理系の仕事がしたいと考えていました。

obmに入学して、実習の授業で様々な実験に取り組むにつれ、手を加えたことによって目に見えないものが数値となって表れる分析に興味を持ちました

また、環境分野の分析業務に携わることで、より多くの人々の役に立てると考え、環境分析の分野を目指しました。」
理系の勉強ができる学校ならたくさんありますが、obmのどんなところがよくて入学を決めましたか?
「obmのことを知る最初のきっかけになったのは大学受験に失敗したことで、理系の専門学校をインターネットで探している中でobmをみつけました。
業界就職率が高いというところに惹かれ、迷わず入学を決めました。
入学してみて、その就職率の高さの理由を実感しています

企業出身の先生や研究所出身の先生方から、実験技術だけでなく、社会人基礎力である聞く力・考える力・理解する力・協力する力を学べることは、大学や他の学校とは違っていて、obmに入学して良かったことだと考えています
」


高校生の頃を振り返ってみて、変わったこと、成長したことはどんなことですか?
「以前は消極的な性格でしたが、能動的に行動できるようになったことです



入学してすぐ、学科長の大塚先生より「受動的でいても何も変わらず、成長できないよ。」と教わり、日々の実習や講義を通じて積極性を身につけるよう心がけました
」


積極性は確実に身についていると思いますよ

では、そんなKさんにとってobmとは?
「自分の頑張り次第で、大きく成長できる学校です



高校生までの受身の姿勢は捨て、どんなことにも飛びつくくらいの勢いで、自ら学ぶ姿勢を持つことが大切
だと学びました


では最後に、同じ業界を目指す後輩の方へ、メッセージをお願いします!
「就職活動は遅すぎることはあっても、早すぎることはありません。
難しく考えず、長所短所などの自己分析をすることから就職活動は始まります。
次に何故その業界がいいのか、その業界でなければならないのかをよく整理し、選考では企業に自分の思いを全部伝えましょう

皆さん頑張ってください
」


人としても成長できる!
DATE:8/20(木) By 広報 今村
8/11(火) 理系で進学を考えている方必見!バイオカンファレンス
obmでは、今年度もバイオ技術者を目指す学生による研究発表会「バイオカンファレス」を開催します

学年ごとにチームを作って研究に取り組んだ成果を発表するこのイベントは、研究員の先生の発表や、交流会もあって、前回も大好評

在校生はもちろん、高校生の方や高校関係者の方、就職先の企業様、一般の方にも自由にご覧いただけます。
【日程】9月6日(日)
【時間】obm集合 9:45 (受付9:15〜)
※開会は10:00。会場は学校付近のホールになります。
※昨年度のバイオカンファレンスの様子はこちらのブログでチェック

◆今回の発表題目◆
2年生

3年生
1年生
研究編

発表会後には教職員・研究員・在校生との交流会(スイーツビュッフェ)もありますので、高校生で理系分野への進学を考えている方は必見!
ご予約の上で来場された方には、スペシャル特典もご用意しています。
DATE:8/11(火) By 入試広報部