5/17(火) バイオ実習レポート「細胞培養班:プレーティング編」
1年生の間に基礎技術を身につけたバイオ学科2年生

2年次では、各自の希望に合わせてより専門的な実習を行っています。
今日はその中から細胞培養班をご紹介します



細胞培養チームは細胞毒性試験の実験で、細胞のプレーティングの練習中です。

まずは培地内の細胞の数を測定して、細胞が均一に含まれるように調整します。
培養液を入れて薄めたり、細胞を追加して濃度を上げたりして調整するのですが、クリーンベンチ内で無菌操作を意識しながらの作業はとても集中力がいる作業なんです


マイクロピペットの取り扱いはすっかり慣れた2年生ですが、電動マイクロピペットはまだまだ練習中

ボタンを押し間違えて、思った以上に培養液が入ってしまうなどのトラブルもちょっぴり発生してました



細胞数の計算もちょっぴり大変。
そんなに難しくない計算ですが、作業中なのでなんとなくあわてて、位を一ケタ勘違いして、答えがおかしいぞ?ってなることも


でもミスもトラブルも今のうちにいっぱい経験すればいいんです

まだみんな練習段階ですからね





しっかり説明を聞いていても、実際に自分がやる番になると手順を度忘れしてしまったりすることもしばしば。
でも実験は2人一組で協力しながら取り組みますので、アドバイスしたりフォローしたりしながら楽しくやってます


一人一人が作業を行うので、授業が終わるころには使ったピペットがこんなにたくさん


みんなの練習量がわかりますね



調整が終わったら、96穴プレートのくぼみ(ウェル)の中に調整した培溶液を入れていきます


プレートの中に入れていくからプレーティング。
わかりやすいでしょ



最後にプレートを顕微鏡で観察




よしよし、ばっちり細胞入ってます

調整とプレーティングをすべて終えて、本日の実習は無事終了。
明日も頑張りまーす


医薬品・細胞培養・遺伝子・化粧品・食品・環境などライフサイエンスのあらゆる分野で活躍するバイオ技術者を育てるobmのバイオ学科

いろんな実験が体験できるオープンキャンパスも開催中























⇒オープンキャンパスお申込みページ






















DATE:5/17(火) By 広報 今村
4/15(金) HPLCの分析で大切な「脱気」って何だ
今週からいよいよ授業が始まってます

バイオ学科2年生は、
グループに分かれていろんな実験を始めています

HPLC(高速液体クロマトグラフィー)を使った分析実習班では、溶液の脱気作業中

HPLCで使う溶離液は、たいていの場合2種類以上の溶液を混ぜて使いますので、調製した溶離液中には余分な気体が入ってしまいます。
この余分な気体は、機器のトラブルや効率低下の原因になってしまうため、なるべく事前に減らしておく必要があるんです。
この作業を脱気といいます



脱気にもいろんな方法があるんですが、今日は減圧と超音波による脱気をやってみました



瓶の中に気泡が出てきてるのが見えるかな?
持つところを間違えてふたがとれちゃったりなど失敗もありましたが、いっぱい失敗した方が学べることも多いのでぜんぜんOK





先生のお手本の後、今日もみんなでわいわい実験しました〜

医薬品・細胞培養・遺伝子・化粧品・食品・環境などライフサイエンスのあらゆる分野で活躍するバイオ技術者を育てるobmのバイオ学科

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DATE:4/15(金) By 広報 今村
4/4(月) 新しい実験機材のご紹介〜
2016年度を迎えるにあたって、今年もバイオ学科では新しい機材を追加しました



今日はそのなかから2つをご紹介します

今回ご紹介する機材、どちらも新しくできる動物バイオコース「病理標本分野」で主に使う機材なんですよ

病理標本といえば、つい最近やってた「僕の言葉は絶対」なドラマでも話題になっていましたよね

ではさっそく順番にご説明しましょう


組織標本を作製するとき、柔らかかったり表面がつるつるしていてそのままでは薄く切ることが難しい組織片を、脱水・脱脂し、パラフィンに埋め込む(包埋する)装置です

標本にするために、まずは固めて切りやすくするんです



ミクロトーム
顕微鏡で観察する組織標本を作るとき、試料をマイクロメートル単位の非常に高い精度で薄く切り出すための器具です。
この2つの機材を使うと、組織標本が簡単に作れてしまいます



顕微鏡で見た組織標本はこんな感じ♪
顕微鏡の中の世界に興味のある人なら、きっと面白いですよ

また、観察の目的に合わせて、細胞を染色する方法もいろいろ学べます

この病理標本の実験は、オープンキャンパスの体験授業メニューとしてもも開催中

DATE:4/4(月) By 広報 今村
2/14(日) 【高2生向け】在校生スペシャルオープンキャンパス開催決定
みなさん、こんにちは。
2月20日
3月12日
3月27日
入試担当の竹田です。
バイオ学科の在校生のみんなが企画を考えてくれた「在校生スペシャルオープンキャンパス」の開催が決定しました

日程とメニューはこちらです


女子力アップ!!!お肌すべすべシュガースクラブ作り♪
「僕の言葉は絶対だ!」ドラマでも話題の細胞の標本作りにチャレンジ!

在校生スペシャルメニュー♪手作りコスメで女子力アップ♪
在校生スペシャル★レジンを使ってすてきなキーホルダー作り★

在校生といっぱいおしゃべり♪バター作り体験も♪
どの回も、在校生おすすめの実験メニューばかり。
さらにこの日は、obm在校生のセンパイたちが学校のことや実験のやり方を教えてくれます

実験に興味のある高2・高1生のみなさんには特にオススメ

お申し込みは各メニューの写真の下にある「お申込みページへ」をクリック



ご参加お待ちしていま〜す



DATE:2/14(日) By 竹田
1/22(金)
/
(日)
バイオ学科・バイオ技術学科 第二回入学前プレ授業
みなさんこんにちは

今回は
/
(日)に行われた、バイオ学科・バイオ技術学科の入学予定者向け「
第
回入学前プレ授業
」についてお伝えします







入学前プレ授業とは
来年度入学予定の皆さんが集まって授業を受け、それだけではなくゲーム
や茶話会
を通じて先生方や先輩とも交流できる、スペシャルオープンキャンパスです♪




第
回は「琵琶湖での水質調査」だったので、バイオ学科・バイオ技術学科として校舎内で行うプレ授業は今回が初めてでしたが、他の学科との合同開催
ということもあり、とっても盛り上がって
いましたよ




全体での挨拶が終わると、いよいよプレ授業開始

今回は当校の校長でもありバイオ学科・バイオ技術学科の学科長でもある、大塚先生よりご講演を行っていただきました

テーマは「人生におけるターニングポイント〜就職するまでに知っておきたい仕事との正しい向き合い方とは〜」
大塚先生のこれまでのご経歴や、社会に出て働く上で大切なことを沢山教えていただきました

お話を聞く皆さんの表情は真剣そのもの

しっかりメモ
を取っている方もいましたね



そのあとは、
在校生の皆さん
によるobm紹介。


実習の内容や、学校の設備、
授業を担当してくださる先生方
のご紹介など、いつもとは違った「学生目線」での発表は、「とっても分かりやすかった
」と大好評でした




最後は全学科合同
で茶話会
とジャンケン大会







スイーツ
を食べながら、同じ入学予定者や在校生と和やかにお話しする姿が印象的でした


ジャンケンで
obmグッズ
が当たった皆さん、これから大切に使ってくださいね



アンケートでは
「4月からクラスメートになる人達とだけでなく、他の学科の人達や在校生さんとも沢山話せて良かった
」

といったコメントや、
「大塚先生から就職に向けてのお話が聞けて、
これから頑張って行こうと思いました!」
これから頑張って行こうと思いました!」
「obmに入学したら将来の夢を叶えるため、実習に資格取得に全力で取り組みます
」

と、強い意気込みを書いてくれた方も

入学すれば、最大の目標である「就職」に向けての勉強が始まります。
楽しいことも時には辛いことも、先生・先輩・クラスメートみんなで分かち合いながら充実した学生生活を送っていきましょうね

参加してくれたみなさん、どうもありがとうございました

次回全員で集まるのは、いよいよ
月
日(木)の入学式です



次は「
obm生
」として元気な姿で
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています


皆さんにお会いできるのを楽しみにしています

文系出身の全くの未経験からでも実験技術が習得できる!
DATE:1/22(金) By 入試広報課 竹田
1/20(水) バイオ学科研究発表会開催
今回の研究テーマは
1月19日、バイオ学科は1年生から3年生まで全員が集まって、グループごとに取り組んできた研究内容の発表会を行いました



1年生のみんなにとっては、こんなにたくさんの前でプレゼンするのは初めてのこと。
始まるまでは、みんなかなりガチガチに緊張していました



でも発表が始まってしまえばみんな堂々としたもの。
学んできたELISA実習のことを、わかりやすく図解も入れて報告しました

プレゼン後の質疑応答でも、先輩や先生からのするどい質問になんとか答えようと一生懸命

発表者が答えられないときは共同研究者のメンバーにも相談

グループで取り組むことで、協力関係や信頼関係も養っていきましょうね。
午後からは2・3年の発表で、テーマもより専門的になっていきます



研究テーマごとにグループに分かれて実験に取り組むんですが、自分の興味あるテーマでまとまるため、中には2年生と3年生の合同チームができることも

そのため、後期からは週2回の実習dayは2・3年生ともに同じ日程でやってきたんです

それでは今回の研究テーマをいくつかご紹介します


難しそうなテーマもたくさんありますね

obmには、高校時代は文系で生物も選択してなかった、という学生もたくさんいます。
入学した頃は用語すらちんぷんかんぷんだったのに、2年もすればこんなハイレベルな実験がわかるようになってるんだからすごいことですよね



2・3年生はこれまでにも発表を経験して来ていますので、
発表メモやスクリーンを見るだけでなく、みんなの方を向いて身振りも交えながら説明するなど、先輩らしい姿を見せてくれていました

全学年がいっぺんに発表すると、こういった成長ぶりもよくわかって、見ていてかなり感動します



校長先生からもテーマ設定や実験内容・手順などについて、質問や助言をたくさんいただきました。
無事に発表が終わったあとは、お楽しみの茶話会



先生や先輩に意見を聞いてみたり、次の研究内容について話し合ったり、
プレゼンをやりきった達成感と、ほっとした気持ちでみんな楽しくすごしていました

DATE:1/20(水) By 入試広報部
1/12(火) バイオ学科2年生にインタビューしてきました
年が明けてobmの授業もあと3週間ほど。
いよいよラストスパートです

さて、そんな中、バイオ学科2年生のSさんに2年前を思い出してもらいながらインタビューしましたよ






まずは、obmに入学した理由を教えてください。
「はい。
私は小学校の時から理科が好きで、高校時代に遺伝子組み換え食品などにも興味を持つようになりました。
高校卒業後、調理の専門学校に進学して調理師として就職もしたのですが、「生物や化学を勉強し直して、その知識が生かせる職業に就きたい」という思いが強くなり、バイオの学校を探してobmに出会いました
」

「obmは、企業の研究室出身の先生がたくさんいらっしゃって、実際の現場で使われている機材を使って実践に役立つ技術が学べるところが魅力でした



3年制の学校なので、じっくりと技術を身につけられると思ったのも理由のひとつですね
」

普段の授業では、どんな科目が楽しいですか?
でも実験で苦労することもあるんじゃないですか?
「そうですね、実験は、手際よく進めないと結果が変わってしまうこともあるので、集中して取り組んでいます



計画どおりに進まないこともありますが、そんなときにはうまくいかなかった理由を考えて次の実験に生かしています。
そうやって試行錯誤するのも楽しいんです
」


バイオ学科はみーんなそうですね

では、いまの学校生活で何か目標にしていることはありますか?
「一番近い目標は中級バイオ技術者認定試験に合格することです

昨年12月に検定試験を受けて、今月結果がわかります。
合格しているといいのですが
で」


では最後に将来の夢を教えてください
「将来は企業などの研究室の研究補助の仕事をめざしています

具体的な分野はまだ決めていませんが、在学中に実験・分析のスキルをしっかりと身につけ、
世の中に貢献できるような社会人
になりたいと思います
」



DATE:1/12(火) By 広報 今村
12/31(木) バイオ学科の1年間をムービーで振り返ろう
今年もいよいよ今日でおしまい。
どうぞよいお年を〜
ブログの〆はバイオ学科の1年間の様子をプチムービーにしてみました

今年もobmブログを見に来ていただいたみなさん、どうもありがとうございました



DATE:12/31(木) By 広報 今村
11/24(火) 週2日はみっちりバイオの実習day
みなさん、こんにちは。
今日はバイオ学科の普段の学生生活をご紹介します

バイオ学科では、朝から夕方までずーっと実習の日がどの学年も週2日はあります



実験大好きなバイオのみんなはもちろんこの実習dayが一番のお楽しみ

中学校や高校生の時に使ったことのあるものをもっと高度にした顕微鏡や、液体の分量を正確に測れる実験器具や分析機器をつかって、毎回様々な実験を行っています

1年生のみんなの実験の雰囲気はこんな感じ。
わからないところはお互いに相談しあったりしながら、みんな和気あいあいと実験やってます



実験は、個別にやることもあればグループで取り組むことも。
もちろん作業するときは真剣にやってますよ〜

実験の合間のリラックスタイム

先生とのおしゃべりも楽しみのひとつ

そして実験が終わったら、内容をしっかり実験ノートに書き込みます





分析データもノートに貼って手順や結果、気づいたことも書き込むこのノートも、入学して8か月経ってかなりの分量になってきました



自分でこつこつ書いたノートを見返してみると、ちょっぴり自信にもつながりますよね

DATE:11/24(火) By 広報 今村
11/10(火) 内定率97.6%!大学生以上の就職実績のバイオ学科
今年のバイオ学科3年生は、43名中42名までがすでに内定

内定率97.6%は、大学生の内定率86.4%(10/1時点 リクルートキャリア調べ)よりも断然いい実績なんです



豊富な実習時間で機材に触れる機会が多いことと、社会人基礎力の育成に力を入れて指導されている先生たちがその秘訣です
今日はその中から、細胞培養のお仕事で内定の決まったTさんにインタビューに答えてもらいました!
【内定者】Tさん
(天王寺学館高校出身)
【内定先】株式会社セルバンク
【職種】細胞培養士
「内定おめでとうございます。
まずは内定先ではどんなお仕事を担当するのか教えてください
」

はい、内定を頂いた株式会社セルバンク様は、細胞の保管、再生医療技術支援、化粧品事業を展開されていて、私は治療用の細胞の培養や、その調整・品質管理などを担当させていただきます

「今注目の再生医療に関わるお仕事は、責任もやりがいもたくさんありそうですね

Tさんにとっての就職してからの目標は?」
わからないこともたくさんあると思いますが、一つずつ確実に仕事を覚えて、いずれは
一番の技術者
になりたいです





「おお、頼もしいコメントですね

就職活動で特に頑張ったことはどんなことですか?」
面接のとき、面接官の方にきちんと自分の気持ちを伝えられるように、学校での面接練習に励みました

何度も何度も練習をしていただいた先生方には本当に
感謝
しています



「しっかり働いてバイオの業界で活躍することがきっとなによりの恩返しになりますね

では最後に、バイオの分野を目指す方に一言メッセージをお願いします
」

真面目に一つ一つやっていれば、必ず目標を達成することができると思います。
自分の目標に向かってがんばってください



「Tさん、ありがとうございました〜
」

DATE:11/10(火) By 広報 今村