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6/4(月) こども理科実験教室〜でんぷん実験とわらびもち編〜

blogPhoto5月から定期開催がスタートした「こども理科実験教室」。

初回5月20日のテーマは「でんぷん」です。

じゃがいもを切ったあと、そのままにしておくと白い粉がついているのを見たことがある人も多いと思います。この白い粉が「でんぷん」なんです。


さっそく実験スタート!
まずはでんぷんを取り出してみます。
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じゃがいもの皮をむいてすりおろし、ガーゼでこして液を試験管に入れます。
しばらく置くと沈殿ができますので、上澄み液を捨てて、水を加えます。


blogPhoto先ほどと同じくしばらく置くと沈殿ができますので、同じ作業を繰り返し行います。
最後に残った沈殿物がでんぷんです。




ほんとにでんぷんがとりだせたのか、ヨウ素液で調べてみます
ヨウ素液は薄い黄色の液体ですが、でんぷんに反応すると「青紫色」に変化します。
つまり、ヨウ素液をかけてみて、青紫色になればでんぷんが含まれていることがわかるんです。


ドキドキの結果は・・・


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見事に青紫色になりました





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実験室にはほかにもいろんな食べ物を用意していましたので、でんぷんが含まれているかどうか、ヨウ素液で調べてゆきました。

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ひとつひとつの食べ物について、その結果をみんなで発表しあいました

また、高学年の方にはさらにレベルを上げて、消化の働きについても勉強しました。


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そして、今回もたくさんの在校生がサポート役で参加してくれました
こどもたちも、おにいさんおねえさんとすっかり仲良しになってにこにこ実験をしていました





最後はみんなでわらびもちをつくりました。
どうしてわらびもちが出てくるのか、そのヒミツは材料にあります
わらびもちの材料は、「片栗粉・水・砂糖・きなこ」
この中でヒミツのカギを握るのは・・・

「片栗粉」です。

この片栗粉、実は「でんぷん」の粉なんです。
blogPhotoもともとは「カタクリ」という草から作られていたために「片栗粉」の名称がついていますが、現在はジャガイモやサツマイモから精製されているものがほとんど。
そう、今回の実験でつくったでんぷんとほとんどおんなじものなんですね

片栗粉・水・砂糖をお鍋に入れて、火にかけてかき混ぜ続けます。
だんだん透明になってきたら、火を止めてさらにかき混ぜ続けると、わらびもちらしい姿に変身します。


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きなこをかけて、みんなでおいしく頂きました









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DATE:6/4(月) By 入試広報部 今村

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