全 1 件 ( 1 / 1 )
1
|
6/25(土)
社会人デビューした先輩の話
obmは学生、卒業生にとって、もうひとつの実家・・のような存在です。
「実家
」というだけあって、卒業しても日常に懐かしい顔が見られます。
今日は山崎 雅乙さんと前国藤 樹理さんが来てくれました。
彼らは今春、バイオ技術学科を卒業した五期生
。社会人デビューして3ヶ月の二人に仕事や社会人になって感じていることなどを聞いてみました。
山崎さんはがん患者さまに副作用が少なく、痛みを伴わない免疫細胞療法という方法の治療を提供する企業に入社。仕事では、患者さまの検体が無事にご本人のお身体に戻るまでの重要な役割である細胞培養を担当。検体は生きているうえに、患者さまやそのご家族のお気持ちを思うと、日々緊張の連続で細かい一つひとつの業務にも神経が張りつめ、時にはその重責に逃げ出したいと思う瞬間もあると言います。
しかし、そんな時には「1年目で完璧になれるわけがない。ミスを克服し自分がさらに成長することにより、患者さまにもっと貢献できる細胞培養士になればいいんだ。」という勇気が湧いてくるそうです。
追い込まれても自身でこうした考えを持ち、また一歩踏み出せることができるようになったのは、大塚先生の「どんな状況になってもそれをまた展開し前に進めば、過去は変えられる」という教えのおかげだと言います。
前国藤さんは主に病院や大学等から依頼の検体を検査する実験が業務です。職場では非常に高価な機器での実験が多く、英語の取り扱い説明書で操作するのは当たり前。よって辞書をひきながらでいいので英語は必須アイテム
。
会社に入ると、実験からデータ出力、最終資料作成までの一連業務にどれだけのコストがかかるかを意識して行う点が緊張をともない、上司からは提出先のクライアント(お客様)が一目みてわかる資料を作成できることが大切と学んでいるそうです。
また単に実験をやる・・ということでは、作業にほかならず、実験結果からクライアントに必要な情報やトラブルシューティングまでを伝えられる社員になってこそ、自分の存在意義がある等も指導され、物事をすすめるにあたりその根源や背景を知ること、なぜ、それをやるのか?いつやるのか?等、すべてに一つひとつ意味があることを気づいたそうです。学生時代に大塚先生がおっしゃっていた「創造力、応用力」の大切さが実感できたと言います。
こうしたことが気づけるようになったのはべ―スに、基礎の基礎をここobmで培ったことが大きかったと言います。
たとえば、山崎さんは学生時代、大塚先生から細胞培養をふんだんに学びたいと思ったのですが、これをやれるようになるためには信頼を得ることが大事だと考え、実験に使った用具等を率先して洗浄したり、先生がたの補助をしたり、常に自分にできることはないかを考え行動したそうです。
話を聞いていて、二人とも普通なら新入社員で、上司からの指導や指摘で五月病になり、弱りがちになってしまうことが多い時期だと思いますが、うちの学生がなぜ評価いただけ、大学生や大学院生しか採用しなかった企業にもご採用いただけるのか、その理由がわかったような気がしました。
今日のこのブログ内容は、もしかしたら高校生の皆さんにはちょっと難しかったかもしれませんが、、この二人の先輩だって、高校卒業後にobmに入学した普通の先輩です。
3年間、技術と社会人力を醸成して巣立っていきました。皆さんも同じように夢を実現できる可能性をいっぱいもっておられると思います。
ご興味あれば、ぜひobmに来てくださいね。
一同、お待ちしております
DATE:6/25(土)
By 柴田
このページのトップへ
<<
2025年08月
>>
sun
mon
tue
wed
thu
fri
sat
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
バイオ(757)
医療事務(753)
福祉・心理(430)
こども心理(31)
IT(18)
オープンキャンパス(200)
イベント・行事(192)
留学生(322)
お知らせ(333)
その他(43)
【バイオ】夏休み特別企画
実験フェス🌟
9/1(月)からAO入試の出願受付が始まります
高2生!友だちと一緒にオープンキャンパス参加キャンペーン
【バイオ】快挙!LC分析士に合格しました!
8月
夏休みオープンキャンパス
医療事務総合学科
全 1 件 ( 1 / 1 )
1
|
「実家
今日は山崎 雅乙さんと前国藤 樹理さんが来てくれました。
彼らは今春、バイオ技術学科を卒業した五期生
山崎さんはがん患者さまに副作用が少なく、痛みを伴わない免疫細胞療法という方法の治療を提供する企業に入社。仕事では、患者さまの検体が無事にご本人のお身体に戻るまでの重要な役割である細胞培養を担当。検体は生きているうえに、患者さまやそのご家族のお気持ちを思うと、日々緊張の連続で細かい一つひとつの業務にも神経が張りつめ、時にはその重責に逃げ出したいと思う瞬間もあると言います。
しかし、そんな時には「1年目で完璧になれるわけがない。ミスを克服し自分がさらに成長することにより、患者さまにもっと貢献できる細胞培養士になればいいんだ。」という勇気が湧いてくるそうです。
追い込まれても自身でこうした考えを持ち、また一歩踏み出せることができるようになったのは、大塚先生の「どんな状況になってもそれをまた展開し前に進めば、過去は変えられる」という教えのおかげだと言います。
前国藤さんは主に病院や大学等から依頼の検体を検査する実験が業務です。職場では非常に高価な機器での実験が多く、英語の取り扱い説明書で操作するのは当たり前。よって辞書をひきながらでいいので英語は必須アイテム
会社に入ると、実験からデータ出力、最終資料作成までの一連業務にどれだけのコストがかかるかを意識して行う点が緊張をともない、上司からは提出先のクライアント(お客様)が一目みてわかる資料を作成できることが大切と学んでいるそうです。
また単に実験をやる・・ということでは、作業にほかならず、実験結果からクライアントに必要な情報やトラブルシューティングまでを伝えられる社員になってこそ、自分の存在意義がある等も指導され、物事をすすめるにあたりその根源や背景を知ること、なぜ、それをやるのか?いつやるのか?等、すべてに一つひとつ意味があることを気づいたそうです。学生時代に大塚先生がおっしゃっていた「創造力、応用力」の大切さが実感できたと言います。
こうしたことが気づけるようになったのはべ―スに、基礎の基礎をここobmで培ったことが大きかったと言います。
たとえば、山崎さんは学生時代、大塚先生から細胞培養をふんだんに学びたいと思ったのですが、これをやれるようになるためには信頼を得ることが大事だと考え、実験に使った用具等を率先して洗浄したり、先生がたの補助をしたり、常に自分にできることはないかを考え行動したそうです。
話を聞いていて、二人とも普通なら新入社員で、上司からの指導や指摘で五月病になり、弱りがちになってしまうことが多い時期だと思いますが、うちの学生がなぜ評価いただけ、大学生や大学院生しか採用しなかった企業にもご採用いただけるのか、その理由がわかったような気がしました。
今日のこのブログ内容は、もしかしたら高校生の皆さんにはちょっと難しかったかもしれませんが、、この二人の先輩だって、高校卒業後にobmに入学した普通の先輩です。
3年間、技術と社会人力を醸成して巣立っていきました。皆さんも同じように夢を実現できる可能性をいっぱいもっておられると思います。
ご興味あれば、ぜひobmに来てくださいね。
一同、お待ちしております