obmブログ | 大阪バイオメディカル専門学校
 全 1 件 ( 1 / 1 )  1 |

11/18(水) 真剣に教わっています

みなさんこんにちは。バイオ学科講師の清水です
最近一段と寒くなりましたね。学生達の中にもインフルエンザや風邪を引いている学生もいるようです。手洗い等を十分に行って感染しないようお気をつけください

さてバイオ学科の学生達は、日々様々なことを教わっています
blogPhoto
まずは、1年生から...。
1年生は、先週までタンパク質の同定法について学んでいました。
今回は、SDS-PAGEという実験操作を3年生の先輩から直接学んでいる様子をお伝えします。
SDS-PAGEとは、電気泳動法によりタンパク質を分子量の差によって分離・同定する手法です。

みんな初めての操作に加え、上級生から指導を受け大変緊張している様子です。しかし、さすがは3年生優しく丁寧に教えてくれています。
1年生の真剣さもさることながら、3年生の成長ぶりを頼もしく思う実習でした

blogPhotoさて、2年生は...
先月は、ヒトの白血病細胞(K562細胞)を増やして、細胞数の測定や、形態観察、細胞の継代を行っていましたが、今月からヒト子宮頸癌由来の細胞(HeLa細胞)を用いて細胞数の測定や、形態観察、細胞の継代を行っています。
HeLa細胞はK562細胞と異なり、付着細胞(生細胞がフラスコの底に付着して増殖します)であるため、トリプシン処理という細胞をフラスコからはがす作業があります。

blogPhoto今までの浮遊細胞とは異なり、工程が少し多いために今まで以上に無菌操作に気をつけないとコンタミネーション(雑菌等が混入すること)を起こしてしまいます。
みんな大塚先生に凝視されながら緊張の中、懸命に作業しています
何人かの学生は、緊張のあまり早々にコンタミさせてしまいました
@(o・ェ・o)@次、がんばるぞ

blogPhoto
バイオ学科学科長の大塚です。
現在細胞培養技術は、ガン治療や美容など様々な分野で求められ、細胞培養士という職種も確立されるつつあります。

バイオ学科3年生の尾崎さんは、大変な就職活動でしたが、夢を叶え「細胞培養士」としての就職内定を勝ち取りました。
現在は、卒業研究として食紅の毒性実験をおこなうため細胞の維持・継代を行っています。

尾崎さん後輩が後に続くよう、役に立つ細胞培養士になってください。
DATE:11/18(水) By 清水

 全 1 件 ( 1 / 1 )  1 |