めまぐるしく進歩するバイオ業界で活躍するためには、最新機器を使いこなせる技術力が必要です。obmは共焦点レーザー顕微鏡・フローサイトメーター•アミノ酸分析機など最新機器を完備。少人数制のため、一人ひとりが機器の取り扱いを十分に学習できます。

共焦点レーザー顕微鏡

焦点距離が異なる厚い試料であっても、高解像度のイメージと三次元情報の構築が可能な顕微鏡です。

リアルタイムPCR装置

遺伝子組み換え食品の検査、ウイルスや病原菌の検出、導入遺伝子のコピー数の解析などさまざまな用途に応用されています。

小型動物飼育装置

実験動物に用いられるマウスの飼育を行います。HEPAフィルターにより動物飼育時の臭気の拡散を防止しており、マウスの臭いも気になりません。

ミクロトーム

顕微鏡で観察する組織標本を作る際、試料をマイクロメートル単位の非常に高い精度で薄く切り出すための器具。

細胞培養実習室

細胞を培養するための部屋です。室内はほぼ無菌状態で、クリーンベンチ、安全キャビネットが設置され、ここから細胞培養技術者が育っていきます。

フローサイトメーター

励起レーザーによる測定パラメーターで細胞数や大きさを測定します。蛍光標識抗体と細胞を反応させることで細胞の種類も同定できます。

蛍光顕微鏡

標本が発する蛍光をとらえる顕微鏡です。光学の力でいっそう緻密に観察できます。

島津アミノ酸分析機

HPLCを利用してアミノ酸18種類に蛍光物質を結合させて検出、分析します。主に食品のアミノ酸を分析するために使用されています。

安全キャビネット

装置内部の菌や微生物の空気中への漏れを防ぐことができ、かつ無菌作業も行える装置です。クリーンベンチでは取り扱えない、病原微生物や遺伝子組換え体を取り扱うことができます。

obmの実習は、週２日、終日かけて行っていて基礎から応用まで段階的に無理なく習得できます。実習では「現場が必要とする技術」を学び、企業にとって即戦力となる人材をめざします。

• 

  細胞工学実習

• 

  タンパク質工学実習

• 

  分析実習

• 

  環境分析実習

• 

  遺伝子工学実習

• 

  動物実験実習

• 

  病理標本作製実習

• ※タンパク質工学実習、環境分析実習、遺伝子工学実習はバイオ学科のみ履修します。

obmの実習は、週２日、終日かけて行っていて基礎から応用まで段階的に無理なく習得できます。実習では「現場が必要とする技術」を学び、企業にとって即戦力となる人材をめざします。

前臨床試験受託企業（CRO）にてインターンシップを実施。

obmの実習は、週２日、終日かけて行っていて基礎から応用まで段階的に無理なく習得できます。実習では「現場が必要とする技術」を学び、企業にとって即戦力となる人材をめざします。

実務の技術力が磨けるインターンシップ！

長期間のインターンシップで、企業さまの研究所や施設で実際の業務に携わり、技術者として実戦経験を積ませていただいています。同じ時期にインターンシップが始まった同級生とお互いに切磋琢磨しながら取り組み、インターンシップ先から内定もいただけました。

阪本 真継さん

大阪府立狭山高等学校卒業

実習先：株式会社R-JAPAN

関西地域のバイオベンチャー・研究者・研究機関・関連企業の連携機関「近畿バイオインダストリー振興会議」に専門学校としては唯一加盟し、バイオベンチャー支援を行う「バイオ・サイト・キャピタル株式会社」とも連携。業界ニーズを反映した教育を行います。

小菅 康孝さん
神戸天然物化学株式会社　
KNCバイオリサーチセンター長

周囲とコミュニケーションをとりながら、前向きに取り組むことが大切です！

「ものづくりが好きな人」「新しいことにチャレンジできる人」「チームワークを大切にする人」。医薬品業界で働くうえでは、これらの3つが重要です。そのうえで入社して何がしたいのか、目標やビジョンを伝えてもらえると、一緒に働きたいと感じますね。obm出身の社員は、もっと学びたい! 成長したい！ と意欲的です。入社数年で仕事を任されている人も多いですよ。また、どの業界においても必要なのがコミュニケーション能力。学生のうちに学業やスポーツ、アルバイトなどを通じて能力向上を図るとともに、今しかできない経験をたくさんしてください。

小菅 康孝さん
神戸天然物化学株式会社　
KNCバイオリサーチセンター長

▶ 主な就職内定先

■生命科学 倉敷紡績株式会社／東洋紡株式会社／持田製薬株式会社／ニプロ株式会社／協和キリン株式会社／／フィルジェン株式会社／株式会社近畿予防医学研究所（OPL）／株式会社日本ジーン／扶桑薬品工業株式会社／ホロニクスヘルスケア株式会社／バイホロン株式会社／神戸天然物化学株式会社／JCRファーマ株式会社／大阪薬研株式会社■食品 攝津製油株式会社（日清オイリオ株式会社グループ）／クニヒロ株式会社／株式会社ピックルスコーポレーション／高野キノコプラント■化粧品 アロインス製薬株式会社（アロインス化粧品）／株式会社テクノーブル／株式会社マーズデザイン■化学 住友化学株式会社／石原産業株式会社／三和化学工業株式会社／神鋼溶接サービス株式会社／ＪＴプラントサービス株式会社／片山化学工業株式会社／レジノカラー工業株式会社／キシダ化学株式会社／株式会社メタルカラー■大学・研究機関 大阪大学産業科学研究所／OBMリサーチセンター■環境科学 帝人エコ・サイエンス株式会社／株式会社総合水研究所／アース環境サービス株式会社／株式会社アイ・メッツ／日本メンテナスエンジニヤリング株式会社／■細胞工学 株式会社メディネット／リッツメディカル株式会社／神戸ハーバーランド免疫療法クリニック／大阪再生医療センター／リンパ球バンク株式会社／株式会社セルバンク／ルナレディースクリニック■医薬品安全性試験 株式会社ボゾリサーチセンター／株式会社ケー・エー・シー／武田ラビックス（武田薬品工業株式会社グループ）／株式会社新日本科学／株式会社エーテック■病理 株式会社ボゾリサーチセンター／株式会社協同病理／株式会社アプライドメディカルリサーチ　他　他

バイオ業界で最も重要な「バイオ技術者認定試験」には、毎年２年生が中級を受験し、2016年度の合格率は90.9%（全国平均71.2%）。３年生は上級にもチャレンジしています。

▶ 卒業と同時に取得できる国家資格

▶ 目指す資格

▶ 合格実績

クラスみんなで知識を整理し、苦手分野を補い合いました。

検定対策の授業では、ひたすら過去問を解き、まちがえたところは集中的に復習しました。単に答えを暗記するのではなく、授業や実験を通してその問題の本質を理解することで応用力がつき、わかりにくい問題はクラスメイトと話し合うことでお互いに苦手分野を補完し合いました。素晴らしい先生や仲間と刺激し合うことで、多くの資格を取得できました。

堂上 湧矢さん

中級バイオ技術者認定試験全国2位

大阪府立桃谷高等学校卒業