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7/18(木) 【医薬品分野】協和キリン株式会社に就職内定(前編)

バイオの就職は今年も順調!今回は医薬品分野で内定を頂いたTくんのインタビューをお届けします

【内定者】Tさん(大阪府立花園高等学校出身)
【最近のお気に入り】ストラテジーゲーム
【内定先】協和キリン株式会社(旧:協和発酵キリン株式会社)
 事業内容:医療用医薬品の製造・販売
【職種】研究補助職


「内定おめでとうございます
最初に、内定の連絡が来た時の気持ちを教えてください」

「とても驚きました。
夢なのではと思い、すぐには実感がわきませんでした

「やっぱりそうですよね。なんせ内定先の企業様は、あのキリンのグループ会社で、資本金267億円、2018年12月期の売上3,465億円、従業員数7000名以上の大企業ですもんね

かなりの狭き門だったとお聞きしています。
採用選考はどのようなものでしたか?」

「工場見学に参加したあと、書類選考があり、そのあと2回の面接がありました。」

「選考を通して、就職活動の成功のポイントはどこにあったと思いますか?」

「特に面接を良い意味で楽しんだことがよかったと思います

いっぱい話をするということを心がけて、学生時代に頑張ったことや、OBMリサーチセンターでの研修でやっていることもお話しました。
かなり専門的な話題もありましたよ

「例えば?」

データインテグリティという考え方についてです。
『データの完全性』という意味で、実験データを出して解析していく際に、機器から出力された生データ(最初に記録されるデータ)を厳正に管理し、途中でデータが人の手で改ざんされることなく、一貫性があり正確であることを保証することです。

工場見学の説明の中でお聞きした言葉だったのですが、OBMリサーチセンターでの研修においてもこの考え方が非常に重要になるものがあり、どうやったら完全に近づけるのかを考えて取り組んでいました。」

「そうでした。Tさんは、バイオ研究受託施設のOBMリサーチセンターで研修をしているんでしたね
研修に参加した経緯を教えてください。」

「研修のお話を頂いたのは2年生に進級したころです。
他にも何名か参加したのですが、私は特にmiRNA(マイクロRNA)に興味があり、その実験に関わらせて頂いています

研修ではどんなことをしているんですか?」

「依頼いただいた実験を行ってデータを取ることはもちろん、顕微鏡内の細胞を撮影したり、データから傾向を考察したり、実験内容をまとめた報告書を作成するなど、様々な業務に携わらせて頂いています


700枚以上の細胞の写真を表に入れるためにExcelのマクロを使うなど、必要に迫られてツールの使い方を調べているうちに、パソコンも随分使えるようになりました

「700枚!すごい実験量とデータ量ですね
そうすると、研修での実験は、普段の実習とはやっぱり違いますか?」

「はい。実験台の使い方から全く違っていて最初はとても驚きました

「実験台の使い方が違うってどういうことですか?」

「研修では、まず「実験台がどれだけきれいか」を確認するところから始めなければいけません。実験とは関係のない雑菌が実験台についていることも考えられますので、まずはきれいに拭き、検体を触るときにも必ず手袋を着用します。

また、実験器具の配置も、実験の流れを考えたうえで事前に検討しておき、短時間できれいなデータを出すために準備を丁寧にしっかり行っています

研修と言っても、お客様に出すデータのための実験に関わらせて頂くからには、社会人としてプロとして責任を持つことがことが求められますので、授業の実習では気にしていなかった細かいところまで緊張感を持って取り組んでいます


「ほんとに実戦経験を積んでいるということですね


後編へ続きます。




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DATE:7/18(木) By 広報 今村

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