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9/15(火) バイオカンファレンス開催レポート<2年生テーマ別発表編>

研究発表会バイオカンファレス開催レポート第2段

前回の元気な1年生たちの発表に続くのは、2年生の発表です。

1年生は学年の代表1チームのみが発表しましたが、2年生からは、興味を持った分野ごとに4つの班に分かれて実験を行い、その成果を発表しました


最初はDNA鑑定班
少し前に本当の親子かどうかを鑑定する親子鑑定がテレビでも話題になっていましたが、そこでも登場したDNA鑑定の実験です。

obmではこのDNA鑑定に用いられる「リアルタイムPCR」という機器を使った実習も行っています。これを使うとなんと、DNAの量が測定できてしまうんです。

今回の発表では、たくさんの種類がある「お米」の品種について、そのDNAを測定しました。


お次は遺伝子組み換え班

あるDNA分子に別の種類の遺伝子を組み込んで新しい組み合わせのDNA分子を作成するDNA組み換えの技術は、バイオテクノロジーの代名詞とも言える技術です

スーパーで売ってるお野菜やお豆腐なんかでも「遺伝子組み換え食品」の表示を見かけることも多くなりましたし、「青いバラ」を生みだした技術としても有名ですよね

今回の発表では、大腸菌の遺伝子組み換えを行い、「緑色に光るタンパク質」を発現させることに成功しました。


紫外線を当てると光る大腸菌。
こーんなこともできちゃいます

続いてはHPLC班
HPLC(高速液体クロマトグラフ)は、ある物質に含まれる成分を成分ごとに分離して、定性、定量分析を行う装置です

分析化学では最も強力なツールの1つで、製薬・食品・化粧品・環境など、ライフサイエンスの様々な分野で使われているため、就職先で即戦力の分析技術者として働く上でも重要なんですよ

今回の発表では、ココアに含まれるカフェインの定量を行いました。

2年生最後は細胞培養班
体外で細胞を増やす細胞培養の技術は、ケガや病気にかかった組織や臓器を自分自身の細胞を使って再生する最先端の医療技術として注目されています

近年は自分自身の肌細胞を再生させて培養し、それを気になる部分(しわ・たるみ)に補充することで肌をよみがえらせるなど、美容の分野でも耳にすることが多くなりました

今回の発表では、細胞培養の基礎となる継代培養の手法解説と、細胞の分化誘導・分析を行いました。

2年生の発表はこれでおしまい。
そしてバイオカンファレンスの午前の部もここで終了となりました。

午後は3年生の発表と、お楽しみの交流会です

(つづく)




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DATE:9/15(火) By 広報 今村

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