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7/5(火)
研究発表会
みなさんこんにちは
バイオ学科講師の清水です。
ムシ暑い日が続きます
こんな時期は皆さん十分に体調管理に気をつけてくださいね
さて昨日7/4(Mon)バイオ学科では、サンドイッチELISAを用いた、製品に含まれるOVAの定性、定量実験について2年生が研究発表会を行いました。
では、詳しい様子を3年生の岡崎さん、1年生の熊谷さんよろしくね。
(*゜ー゜*) ご無沙汰しています3年生の岡崎です。
昨日2年生は、バイオ学科全学年を前に研究発表会を行いました。
また、私達3年生が微力ながら、座長を務めさせて頂きました。
ちなみにAグループのあずまくんは気合を入れてスーツを着てました。
大塚先生からネクタイをおかりして気合十分でした。
(o ̄∇ ̄o)こんにちは。バイオ学科1年生の熊谷です
昨日は、バイオ学科全学年だけでなく、理事長や理事、校長先生まで参加してくださいました。
それでは、発表の順番にグループリーダーの先輩方から紹介して頂きます。
1.Dグループ;サンドイッチELISAによる変性OVAの測定
2.Aグループ;サンドイッチELISAによるトリートメント中のOVA測定
3.Cグループ;ELISA法を用いたココア製品に含まれるOVAの測定
4.Dグループ;ELISA法を用いたスープの素中のOVAの測定
( *∇*)こんにちは。バイオ学科2年のちひろです。
私達Dグループは、熱変性をおこしたOVAのサンドイッチELISA法による測定値の変化を検討を行いました。
卵白上清液を4℃、60℃、70℃、99℃で30分間熱処理し、変性したOVAをELISA法で測定しました。以前お話させていただいた通り、99℃にて熱処理したOVAは、検出限界以下で、検量線は作成できませんでした。
次に、熱によって変性させたOVAに対する一次抗体、二次抗体の各々結合力を測定しました(抗体価測定)。
結果、一次抗体、二次抗体共に、個々では、OVAに対する結合力に問題はありませんでした。
しかし、サンドイッチELISAでは、変性したOVAを検出できなかったことから、変性OVAのエピトープ(抗原決定基)は一次抗体、二次抗体共に同じ箇所であると考えました
今後の実験としましては、新たにOVAに対する二次抗体を購入して頂き、変性OVAに対するサンドイッチELISA系の確立を目指します
○Oo。―y(´▽`*) こんにちはバイオ学科2年のあずまです。
次に、僕たちAグループはトリートメント中のOVAをサンドイッチELISAを用いて測定しました。
卵使用の表記がある2種類と、全く表記のない2種類の計4種類の検体を測定しました。
結果、卵使用の表記がある1種類のトリートメントのみ、OVAを定量することができました。
トリートメントは、食品とは異なり直接摂取することはありませんが、髪に直接塗布するものであり、地肌に触れる可能性も十分に考えられます。
今後、さらに検体を増やして、様々なトリートメント中のOVAの測定を行います
 ̄∀ ̄* こんにちは。同じくバイオ学科2年の鳥居です。
Cグループは、
1.卵アレルギーの方はココアを飲むことを控えましょうという情報があったこと、
2.しかし、ココアに含まれるカカオポリフェノールによりアレルギーの抑制が認められるデータがあったこと
3.ココア製品には、卵を含む製品と含まない製品があったこと
この3点から、ココア製品にOVAが含まれているのが疑問に思い、ココア製品に含まれるOVAの測定を行いました
様々なメーカーのココア製品18種類(内2種類に卵使用の表記有り)を検体として、サンドイッチELISAにてOVAの測定を行いました。
全ての検体で、OVA濃度は検出限界以下でした。
このため、Dグループと同様に抗体価測定、及び二次抗体を用いた競合アッセイを行いましたが、ココア製品中のOVAは、本校の測定系では検出限界以下であるという結論を出しました。
しかし、卵アレルギーの方は、少なくとも卵使用の表記があるココア製品は避けるべきあると考えます。
(o´∀`)ノこんにちは。バイオ学科2年の平尾です。
最後に僕たちBフループが、ELISA法を用いたスープの素中のOVAの測定について発表させて頂きました。
最後でしたので、とても緊張しました~(>_<。=)ゝ
鶏ガラスープの素を4℃で溶かし、サンドイッチELISAにてOVAを測定しましたが、検出限界以下でした。
鶏ガラスープを作る為には、熱を加えます。
このため、鶏ガラスープの素を作る際に、OVAが変性してしまっている可能性があると考え、Dグループと同様に変性OVAの測定実験、また、Cグループと同様に抗体価測定、二次抗体を用いた競合アッセイを行っています。
未だ、結論は出ていませんが、次回報告できるよう、実験を頑張ります。
(o ̄∇ ̄o)研究発表会に参加しての感想は、
こんなに大勢の前で、しかも実験の発表するなんて、先輩方はすごい
と思いました。
そして、座長を務められた3年生の先輩方も、2年生の先輩方の実験の概略をまとめて私達1年生にわかるように説明して下さり、しかも実験内容に関する質問までするなんてすごいと思いました。
私も、1年後、2年後、各々の先輩方に追いついて追い越せるように頑張ります
(^▽^)バイオ学科学科長の大塚です。
今回の研究発表会は、発表をした2年生が頑張ったのはもちろんのこと、座長を引き受け、一生懸命後輩をフォローしてくれた3年生達の成長も垣間みれ、本当に良い機会でした。
また1年生も一生懸命、メモをとり質問も積極的にしていました。
普段は、親切で親しみ易い先輩達がかっこ良く見えたのではないでしょうか。
1年後は自分たちが同じように発表できるように、これからも努力してくださいね。
同級生だけでなく、学年をまたいで切磋琢磨している学生達を誇りに思います。
DATE:7/5(火)
By 清水
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バイオ学科講師の清水です。
ムシ暑い日が続きます
こんな時期は皆さん十分に体調管理に気をつけてくださいね
さて昨日7/4(Mon)バイオ学科では、サンドイッチELISAを用いた、製品に含まれるOVAの定性、定量実験について2年生が研究発表会を行いました。
では、詳しい様子を3年生の岡崎さん、1年生の熊谷さんよろしくね。
(*゜ー゜*) ご無沙汰しています3年生の岡崎です。
昨日2年生は、バイオ学科全学年を前に研究発表会を行いました。
また、私達3年生が微力ながら、座長を務めさせて頂きました。
ちなみにAグループのあずまくんは気合を入れてスーツを着てました。
大塚先生からネクタイをおかりして気合十分でした。
(o ̄∇ ̄o)こんにちは。バイオ学科1年生の熊谷です
昨日は、バイオ学科全学年だけでなく、理事長や理事、校長先生まで参加してくださいました。
それでは、発表の順番にグループリーダーの先輩方から紹介して頂きます。
1.Dグループ;サンドイッチELISAによる変性OVAの測定
2.Aグループ;サンドイッチELISAによるトリートメント中のOVA測定
3.Cグループ;ELISA法を用いたココア製品に含まれるOVAの測定
4.Dグループ;ELISA法を用いたスープの素中のOVAの測定
( *∇*)こんにちは。バイオ学科2年のちひろです。
私達Dグループは、熱変性をおこしたOVAのサンドイッチELISA法による測定値の変化を検討を行いました。
卵白上清液を4℃、60℃、70℃、99℃で30分間熱処理し、変性したOVAをELISA法で測定しました。以前お話させていただいた通り、99℃にて熱処理したOVAは、検出限界以下で、検量線は作成できませんでした。
次に、熱によって変性させたOVAに対する一次抗体、二次抗体の各々結合力を測定しました(抗体価測定)。
結果、一次抗体、二次抗体共に、個々では、OVAに対する結合力に問題はありませんでした。
しかし、サンドイッチELISAでは、変性したOVAを検出できなかったことから、変性OVAのエピトープ(抗原決定基)は一次抗体、二次抗体共に同じ箇所であると考えました
今後の実験としましては、新たにOVAに対する二次抗体を購入して頂き、変性OVAに対するサンドイッチELISA系の確立を目指します
○Oo。―y(´▽`*) こんにちはバイオ学科2年のあずまです。
次に、僕たちAグループはトリートメント中のOVAをサンドイッチELISAを用いて測定しました。
卵使用の表記がある2種類と、全く表記のない2種類の計4種類の検体を測定しました。
結果、卵使用の表記がある1種類のトリートメントのみ、OVAを定量することができました。
トリートメントは、食品とは異なり直接摂取することはありませんが、髪に直接塗布するものであり、地肌に触れる可能性も十分に考えられます。
今後、さらに検体を増やして、様々なトリートメント中のOVAの測定を行います
 ̄∀ ̄* こんにちは。同じくバイオ学科2年の鳥居です。
Cグループは、
1.卵アレルギーの方はココアを飲むことを控えましょうという情報があったこと、
2.しかし、ココアに含まれるカカオポリフェノールによりアレルギーの抑制が認められるデータがあったこと
3.ココア製品には、卵を含む製品と含まない製品があったこと
この3点から、ココア製品にOVAが含まれているのが疑問に思い、ココア製品に含まれるOVAの測定を行いました
様々なメーカーのココア製品18種類(内2種類に卵使用の表記有り)を検体として、サンドイッチELISAにてOVAの測定を行いました。
全ての検体で、OVA濃度は検出限界以下でした。
このため、Dグループと同様に抗体価測定、及び二次抗体を用いた競合アッセイを行いましたが、ココア製品中のOVAは、本校の測定系では検出限界以下であるという結論を出しました。
しかし、卵アレルギーの方は、少なくとも卵使用の表記があるココア製品は避けるべきあると考えます。
(o´∀`)ノこんにちは。バイオ学科2年の平尾です。
最後に僕たちBフループが、ELISA法を用いたスープの素中のOVAの測定について発表させて頂きました。
最後でしたので、とても緊張しました~(>_<。=)ゝ
鶏ガラスープの素を4℃で溶かし、サンドイッチELISAにてOVAを測定しましたが、検出限界以下でした。
鶏ガラスープを作る為には、熱を加えます。
このため、鶏ガラスープの素を作る際に、OVAが変性してしまっている可能性があると考え、Dグループと同様に変性OVAの測定実験、また、Cグループと同様に抗体価測定、二次抗体を用いた競合アッセイを行っています。
未だ、結論は出ていませんが、次回報告できるよう、実験を頑張ります。
(o ̄∇ ̄o)研究発表会に参加しての感想は、
こんなに大勢の前で、しかも実験の発表するなんて、先輩方はすごいと思いました。
そして、座長を務められた3年生の先輩方も、2年生の先輩方の実験の概略をまとめて私達1年生にわかるように説明して下さり、しかも実験内容に関する質問までするなんてすごいと思いました。
私も、1年後、2年後、各々の先輩方に追いついて追い越せるように頑張ります
(^▽^)バイオ学科学科長の大塚です。
今回の研究発表会は、発表をした2年生が頑張ったのはもちろんのこと、座長を引き受け、一生懸命後輩をフォローしてくれた3年生達の成長も垣間みれ、本当に良い機会でした。
また1年生も一生懸命、メモをとり質問も積極的にしていました。
普段は、親切で親しみ易い先輩達がかっこ良く見えたのではないでしょうか。
1年後は自分たちが同じように発表できるように、これからも努力してくださいね。
同級生だけでなく、学年をまたいで切磋琢磨している学生達を誇りに思います。